ファフナー感想とか雑記とか

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蒼穹のファフナー EXODUS 14話 みたまま感想

ファフナー14話「夜明けの行進」、見た直後感想。

 

ああああああああああああああああああああああああああああああ

そうだ これがファフナーだった

 

覚悟はしていたつもりだったんですよ。

 

散々公式からも関係者からも「後半からが本番だ。ファフナーだ」って脅されて?ましたし。

覚悟はしていたつもりだったんです。

それでも、一番、考えていた中でも一番イヤな展開がくると、こう、人間って茫然とするんだなあと。

観終わって1時間以上経って、見返していて、やっと涙がボロボロ出てきました。

これ、弓子さんの時と同じです。落ち着け 落ち着け

 

 

ついに始まってしまいました…

いや、楽しみなんです。待ってたんですよ。本当だよ。

でも、見るのが怖い。始まってしまったら終わりを考えてしまう。

 

まあ、それでもやっぱり待ちに待った続きなので、見たまま感想かいていきます。

落ち着かないけど そのままの気持ちを書いておきたいので。

 

まさかのスナイパーからのおっさん殴り合い始まり。
PVのシーンが早速回収されましたね…

 

モーガン兄の暗殺。
お兄ちゃんは、ビリーがペルセウス中隊にいることを知らなかったんですね。
ハワイから1年以上、兄弟で連絡をとることが全く無かったのかなあ。

カマル司令官、良い人そう&珍しいぽっちゃりキャラだったので、こんなに早く退場されるのが残念です…
いやでもこの方はフラグビンビンだったのでね… 意外と愛着あって寂しい気持ちになってます。
その後の衝撃に比べて、薄れてしまいましたが…


OPは変更まったくなし。たぶん。


第5キャンプ付近、バスを守るファフナーが描かれるところが、ニクイですよね…

初めて出合ったキャラクターなのに、これだけで愛着が湧きますもの。

 

アザゼルさん襲来の圧倒的な絶望感。

天候を読むフェストゥム(PV回収)
人類軍ファフナーとのフェストゥムとの圧倒的な力の差
笑うアザゼルさん(そろそろ名前を…)
守ろうとした民間人も全滅、覚悟のフェンリル起動さえもキャンセルされ、踏みつぶされ、そしてアザゼルさんの咆哮

 

エメリーちゃんの言う「見せつけてるんだ、私たちは無力だと」っていうところに、
フェストゥムの人間化(その後の作戦会議で、かつてなく人の思考を理解する~と言われていますが)
アザゼルさんの性格悪い感じが滲み出てて…もう…

 

本当にこんなの相手にするの?
分かりあう事は不可能なんじゃないの?
戦うの?
っていう気持ちがふつふつと…

 

グレゴリフェストゥムは無害というのが、ここでも言われました。
いやあ、本当に? ここまでめちゃくちゃ怪しい描かれ方をしてるのに?

行程は2倍になるけど、守りやすく監視もしやすい陣形へ変更し、東へ進む。
先行上映会でもロードムービー風と言われていましたが、長い行程・民間人の暮らしぶり・交流と、これまでのファフナーでは描かれなかった光景が続々と。

特に、竜宮島以外の世界でどうやって普通の人々は暮らしているのかが垣間見れたのは、新鮮でした。

 

子供たちにカメラを見せる真矢(このカットすごくかわいい)
食糧配給で給食当番する一騎(手袋してます。鍋と一騎、本当似合うな…)
怪我人の手当てをするオルガさんと弓子さん
車の修理を手伝う溝口さん
子供たちの水汲みを手伝う一騎
人類軍のファフナーパイロット達と並んで点呼?を受ける真矢
ジョナミツとビリーとともに作戦を練る総士
バスの中で子供たちと戯れる広登
そしてそれを映像におさめる暉と、お守りを渡す少女

 

笑顔の子供たちが、印象に残ります。
これだけの数カットなのに、竜宮島部隊が溶け込んでいる感じが、後への不安感を煽ります…上げて落とされるって、知ってるんだから!(T▽T)
ほら、総士のポエムも相変わらず不穏ですし…

 

エスペラントフェストゥムの対話により、フェストゥムと出会っても戦わずにすむというのは、一期のころから考えるとすごい変化だと思います。

あれだけ一直線に同化同化だったのが、ほかの物を認める?理解する?ということですよね。
そこが、共存への可能性につながるんですが。

 

泣く美羽ちゃん、やっぱり怪しいグレゴリさんとともに、Aパート終了。
ここまででも相当濃いですが、新しいCMでも「冷たく暗い荒野」「最期の時を刻み始めた」とか、CMですら油断ならないですよ!!ごりごり削ってきますよ!!おそろしいこ…!

 

DEAD OR ALIVEのCMも解禁されましたねー
おあずけ状態。OPとED変更が楽しみだけど、戦々恐々です。


Bパート。
第13キャンプ、憩いの地。
アバンがモーガン兄のスナイパーから始まったと思ったら、Bパートは溝口さんのスナイパーから。
溝口さんとウォルターは耳栓してるのに、後ろの人類軍モブお二人が手で耳をふさいでるのが可愛いです。

 

はい、唯一かもしれないサービスシーンきましたよーーー
嬉しいのに、ちっとも心が癒されないんですけど!!!
アイちゃん横乳と真矢のカットより、広登のガッツリ映る尻と背中。良いお尻してらっしゃる。
総士と暉は風呂上りでしたが、髪をエビフライに括っていない総士は珍しいですねー

 

フェストゥムの因子に汚染されていない動物に驚くビリー
フェストゥム因子の汚染設定とか、これまでに出てきてない…ですよね?
汚染されていると食べられなかったりするのかな?? モーガンが「結晶が生えたステーキ」とか言ってますし。

 

ここでも給食当番な一騎さん。シャワーシーンをスルーされる主人公…

 

食べるもの、生き物への感謝をするナレイン&エメリーちゃんと、それを真似する美羽ちゃんが可愛い。

 

そこからの流れで、一騎・総士・真矢 3人組での語らいへ。
この3人がちゃんとゆっくり話している場面ってほとんど無い(むしろ無い)ので、
PVで出たときから楽しみにしていたシーンです。

生きていること、譲ってもらうこと、生かされることへの感謝。
フェストゥムについて総士に聞く一騎。
何度聞いても理解が難しいことを語る総士を、さっぱり付いていけてない感じで微笑みながら聞く2人。
ちゃんと言いたいことを言えと真矢をアシストする総士に、立派になったねえ…!と感慨深かったですよ…

2人にとっての真矢は、総士の言う「地平線」「失いかけたものを忘れずにいてくれる」つまり帰る場所なんだなと。
一期で一騎が真矢に「覚えていてくれる?」と言うように、真矢は日常であり(現役バリバリ戦ってますけど)
3人の関係性がとても良いなあと思うのです。
一騎と総士の関係性が強固なので、それも大好きなのですが、そこに真矢が入ることによる影響が。


ウォルターの「謝らなければいけないこと」ってなんでしょうね。
ビリーがわざと割って入ったようにも見えるし、その後の弓子さんの表情とか、すべてが伏線に見えてきます。
すべてが伏線で不穏に見える…これも祝福。


エメリーちゃんと総士の会話。
この2人の会話も初めて?でしょうか。
総士と対等…というか普通によくわからないことを言っているエメリーちゃん。(先行上映で、喜安さんも「この子、何言ってるんだろう?」ってネタにされてました)

 

フェストゥムにとって抜くことのできない棘。
棘…棘おじさん… また総士に称号追加です…

 

フェストゥムに痛みを教えてしまったことを総士は後悔…しているのかなあ。
永遠の命フラグまで予言されてしまいましたが、このエメリーちゃんの言葉が後々どのような展開を生むのでしょうか。


場面変わって、第19キャンプ。やっとダッカへ連絡が取れた援軍だーやったー。
視聴者的には全然安心できないんですけども!
フラグをどんどんどんどん立てまくる広登…
芹ちゃんとの関係をからかわれる広登…
平和を広めたいと目標を語る広登…
もうやめてくれよう…

 

人類軍(というかビリーとアイちゃん)って、恋愛話好きですよね。


「またお嬢ちゃんに恨まれちまうな」とぼやく溝口さん、ちょっとだけ癒しです。

 

後方部隊とともに残る一騎・総士そしてザインとニヒト。
アザゼルさん襲来。
「ずっと待ってた ずっと」という、PVでの不穏なセリフがあっさり回収されてほっとしたのもつかの間、
やっぱり忠告を聞かずに一直線な一騎においおいおいと突っ込みつつ(雲はワームのカタマリだから気をつけろって言ってんだろ!)

 

ここまでが、先行上映分でした。

ここからは、心の準備ができていない未知の領域に入ります。

 

アザゼルさん(いい加減個体名を知りたい)と対峙するザインとニヒト。
雲の上の描写が綺麗…
「お前が大勢殺したのか お前が!!!」この叫び、PVでのアレですよね?アレ。


前方部隊も交戦開始。
「俺にはいくところがあるんだ!」と、またそんな広登さん…
人類軍の援軍に色めき立つ。
手を振る広登、完全に戦意が無く、安心しちゃってるんですよね。
それが甘さだったのか、それでもこのギリギリの戦いの中での援軍となると仕方がなかったのか。
これまでの工程での触れ合いによって完全に信頼してしまったからなのか(元々広登は、人類軍へ友好派だとは思いますが)

 

静かな衝撃。

 

爆発ではなく、ビームの一閃。
消えたクロッシング
武器を落とす、描写。

 

最後の、芹ちゃんへ向けての、言葉。

 

そして特殊エンディング。

放送室。
希望が掲げられた、教室。
島の風景。
楽園。
芹ちゃんと話しをした、楽園前。
明かりの消える、家。
そして、竜宮島。


島へ帰ったという事なのか、ここまでフラグカンスト状態だった
ある意味筆頭候補だった広登が、こういう事になってしまって
正直もう、覚悟とか何とか吹っ飛ばして
こんなつらかったのかと。

 

涙がぼろぼろ出てくるのが。
弓子さんの時と同じ、いろいろな思いが湧いてきて、また悶々と考えて涙が出てきて。

落ち着くのに、やっぱり時間をかけて、いろいろ考えようと 思います。

ファフナーは、やっぱりファフナーだった。