蒼穹のファフナー EXODUS 16話 みたまま感想
ファフナー16話「命の行方」、見た直後感想。
2クール目はじめての竜宮島パート…は、芹ちゃんの夢から。
顔を隠して泣く織姫ちゃん…ホラー的思考では完全に怖いパターンですが、これはファフナー。
芹ちゃんが見たこの夢の織姫ちゃんが、今後の展開を示唆していて意味深です…
と思っていたら、前回出発した高速機が帰還。おかりなさい!と思ったのもつかの間でしたね…
前回あんなにあっさり帰ってきたのはやっぱりフラグだった。
希望あるBGMが突然止まるのも、絶望に拍車をかけます…
久々の「あなたはそこにいますか」からの同化結晶→オープニング
こんなに終わってほしくないオープニングは初めてですよ!!
終わったら本編がはじまってしまう。
絶望しか見えない本編がはじまってしまう…
高速機と島との間にウォーカーさん。あー、もう、意地の悪い位置に…!
前回名無しアザゼルさんと交信をしていた宇宙の何か、今回はウォーカーさんと交信をしていたようで。
やはりこの何かが全ての謎を握っているのでしょうか。
前回から今回にかけて、画面に映るたびに段々と近づいてくるのが不気味。
両端の房がツインテールに見える…
自動操縦の高速機の中、島へ情報を伝えるオルガさん。
カノンの「あと4分で 未来が実現する」という苦渋の表情は、この先に起こる事が見えていたんでしょうね…
情報をしっかり伝え、島を見ながら最期を覚悟するオルガさん…
私、この時までは、オルガさんは自分の役割をしっかり果たした・生き抜いたと思ったので、きちんと見届けられる体制に入っていたのですよ…
まさかの引き寄せ…
ああああああああああああああ
PVの血まみれ彗くん、オルガさんだったのかああああ
本当最悪のタイミングで実行してくるなあああああ
そりゃ混乱するわ…
しんどい。
この流れはしんどいです。
CDCの、帰還者1名→生きてる!→織姫ちゃん「命が消えたから」も、辛さに拍車をかけてきます。
織姫ちゃんの言動も、決して人が大事では無いと言っていないのに、言い方で反感をかってしまうのが…。不器用は血筋。
ここで広登のTV番組。
えぐってくる…
元人類軍の皆さんで、オルガさんを悼む。
前回までの広登の描写と、命は無くなってしまったけれど、島で、ちゃんと遺体が残っている状態で葬られるオルガさんの対比が切ないです。
オルガさんと帰還部隊の残した情報を基に、大人たちの会議。
今回やっと、カノンの未来予知について掘り下げられてきました。
咲良は体温低下、カノンは体重減。目に見えてのSDPでは無いぶん変化が分かり辛く、良くないことが一気に起こりそうで怖いです。
遠くの敵同士での通信は、あの宇宙の何かを経由しているのは確実そうなので、あの宇宙の何かを解明することが物語の肝になっていきそうです。
Bパート。
合同葬儀。ドンマイさんが泣いている姿に貰い泣きしつつ、陣内さんがフラグがぐんぐん積み上げていっているのが…もう…
彗くんを励ます里奈ちゃんがお姉ちゃんしてて良いな… ずっと眠っている状態ではなく、とりあえず気合いで何とか起きている感じ?
カノンと史彦、2人での会話はめずらしい。後ろからとことこ付いてくるショコラが癒しです。
やっぱりカノンは、未来予知で知っていたんですねー…広登の事もという事は、どこまでの範囲が見えて、どのように知ったんだろう。
香奈恵さんの第二次L計画が実行された場合の未来を、カノンは見ているんですね。
あああキャンディー、一騎から貰ったキャンディー(ですよね?)を食べずにとっているカノンが乙女可愛い…
本編が荒んでいるぶん、こういう部分やショコラに癒されています…
2151年のカレンダー、今とそう変わらないどこかでみたカレンダー。
生存者0、戦力が半減、島が敵に襲われる。
12月17日以降の記録が無い
この日が終わりの日なのか
というカノンの背景が、一騎とショコラの写真なのが…ファフナーのこういう細かい部分の演出、好きです。
場面変わって、堂馬広登スペシャルを体育座りで見る芹ちゃん。
「広登、はやく帰ってきなよ」と苦笑する芹ちゃんに、涙ぼろっぼろなんですが…
ああああああああ泣いてたら!!!!ごはんあーんだと…!??!?!
えええええええええ萌えてる場合じゃないんだけど、キュンキュンするこの会話…!!!
泣きながら萌えてるこの感情が複雑すぎて…!!?!?!
織姫ちゃん芹ちゃんがお祭りデートの約束したので、次回に向けての(私の)希望が出来ました…ありがとう…
カノンと織姫ちゃん、ここでの織姫ちゃんの声色が、労わっているのに島のコアとして指導する目線も入っていて、仲西さんすごいなー
未来と戦う 命の使い方
予知する未来に触れることを選んだカノンの勇ましさが眩しい。
…と思ったら、みみか…
ついに、恐れていた顔への黒丸ですよね…楽しみにしているお祭り前にこの展開…
鏑木家では、血のトラウマに悩む彗くんの(おそらく)冷凍ピラフだけの一人の食卓。
その姿にはまったく触れず、第二次L計画について話す香奈恵さんの後ろに、早苗ちゃんの写真。
気持ちを吐露して香奈恵さんと衝突した彗くんに、なんだか安心しました。
ちゃんとぶつかる事が出来ることに。
そして、絶妙なタイミングで引き寄せられた(正直、西尾おばあちゃんが受け止める姿のほうが心配でした…w良かった、ワープして)里奈ちゃんが、香奈恵さんの、早苗ちゃんを言い訳にした自己犠牲に対してしっかり怒ってくれたので、スカッとしました。
誰かを、家族を、島のみんなを守るために命を使ったのに、その守った人たちが死にたいとか、ましてや「呼ばれてる」なんてとんでもない侮辱だなと思うのです…。
L計画やこれまでに戦っていなくなったみんなは何だったのかっていう。
一人で戦うカノン。精神と時の部屋みたいだ。
変わっていく未来。
カノンひとりの手に、未来が握られていく…というにはあまりに重すぎるとは思うのですが。
新機体?機体の変化? とともに、謎だらけのまま次回へ。
総士のポエム
君は知るだろう
未来を求めるには
今を生きる命を使うしかないということを
は、続編告知PVからでした。
次回17話「永訣の火」
タイトルからも、今回の引きからも、内容がさっぱりわからないのに、真っ赤な予告文字に不安を掻き立てられます…
島側がどんどん、悪いほうへ悪いほうへ動いていっているようにしか見えなくて
早く派遣部隊と合流してほしいのに、それも困難なようで
続きが早く見たいのに、見るのが怖い。
今週も、ぐるぐるぐるぐるぐるしています。